フジテレビ 中居氏 2

危機管理 法人 業務系

@2023年6月中居氏フジテレビ事案 フジテレビ第三者委員会報告書は、過去の調査報告と比較すると、前例が見当たらないほど詳細かつ具体的な内容となっており、今後の警鐘となるものと考えます。ただし、報告書原本はその性格上情報量が多いため、中居氏とフジテレビの確認された内容 概要になります。

当ページ短縮URL. https://kikimng.com/8m23

第三者委員会調査報告書 概要  

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調査報告書 原本

公表版 https://www.fujitv.co.jp/company/news/250331_3.pdf

要約版 https://www.fujitv.co.jp/company/news/250331_2.pdf

第三者委員会の設置について P  1(19)

<2023 年 6 月に株式会社フジテレビジョン(以下「CX」という)の番組の出演タレントと女性との間で生じた事案(以下「本事案」という)>

<当委員会は、デジタルフォレンジック専門業者として株式会社 foxcale を起用し、デジタルデータの保全・解析業務に従事させた。>

P  2(20)

FMH 株式会社フジ・メディア・ホールディングス

CX 株式会社フジテレビジョン

FMH 及び CX取締役・監査等委員・監査役は実名 執行役員を含むその他役職員は匿名

<中居正広氏(以下「中居氏」という)については、本事案の当時から著名なタレントで CXにとっても有力な番組出演者であったこと、第三者委員会の中心的な調査対象である本事案の重要な当事者であること、本事案の当事者として当社も実名を表示し、実名報道もなされていることを踏まえ、説明責任という観点も考慮して、実名で表記した。

P6(24)

取引先関係その他関係者については匿名

1 本事案の当事者 P18(36)〜20(38)

中居正広氏 女性A(CX元アナウンサー)   B氏(CX 人事局付(元 CX 編成総局編成局編成戦略センター室長兼編成部長) その他関係者については原本

2 本事案について P20(38)〜

B氏と女性A 交流経緯

<2021 年 11 月頃、女性 A は、B 氏が制作統括を務める CX 番組への出演をきっかけ>

<B 氏から女性 Aに LINE の交換を持ち掛け、女性 A もこれに応じた>

外資系ホテルα飲み会 P21(39)

<B 氏は、2021 年 11 月頃、タレント U 氏及び中居氏とともに、外資系ホテルαのスイートルームでの会合(以下「スイートルームの会」という)の開催を企画していた>

*12/6  B氏より 女性Aに上記飲み会への誘い 女性Aは予定があると 即答せず

*12/11 再度 B氏より誘い 女性Aは遅れる可能性有りにて承諾

<なお、B 氏は、会合が外資系ホテルαのスイートルームで開催されることを女性 A に事前に伝えていなかった>

当日の様子

*テレビ番組に関する話題 タレント U 氏の引退という話題等が出た

<参加者の中には性的な発言があったと述べる者もいた。>

*女性 A は 21 時半頃退出 女性アナウンサーS 氏は 22 時頃退出

<女性 A は翌朝の仕事はなかったが、B 氏から仕事で明日早いとして先に帰るよう促されたため、ノリが悪いから先に帰らされたのではないかと感じた旨を述べている。>

食事会等 P21(39)

スイートルームの会から 本事案直前のBBQ の会までのB氏・女性A ・中居氏 交流状況 他の参加者は原文参照

*2021 年 12 月 24 日、番組関係者の主催 忘年会 B氏・女性A ・中居氏 参加

*2022 年 1 月 17 日 CX 番組収録後の会食  B氏・中居氏 タレント U 氏 参加 B氏女性A誘うが翌日予定により不参加

*2022 年 5 月頃、港氏古希祝い誕生日会 港氏、B 氏、女性 A参加 その他社員が 10 名程度参加

<B 氏によれば、女性 A を誘ったのが自分であるかどうか記憶にないとのことである。>

*2022 年 8 月頃 番組収録終了後会食 B 氏 中居氏 タレントU 氏、他スタッフ

中居氏よりB氏に 女性Aを誘うよう提案 B氏はすでに誘っていたが 女性Aは体調により断る

*2023年5月31日 BBQ の会 P22(40)

**5 月 28 日 中居氏よりB 氏に連絡し、同月 31 日予定のゴルフを天候の関係でキャンセル BBQ(以下「BBQ の会」という)を開催 誘う

**中居氏よりB氏に女性アナウンサーの同席要望 B氏 女性Aを誘うと伝える

**会場は中居氏所有都内のマンションの部屋 中居氏居住ではなくゲストルーム的な部屋とのこと

参加者は中居氏 男性タレント 2 名 CX から 4 名(B氏 女性A  女性アナウンサーT 氏 女性スタッフ) TBS の男性社員 2 名(中居氏関係と思われる)

14 時 30 分から 15 時ころ開始 20 時頃散会 男性タレント 2 名帰宅 中居氏より寿司の誘い B氏 女性A 参加 女性2名は翌日の勤務の関係で不参加

すし店では1 時間程度歓談飲食 

<「歓談の途中、女性 A は、B 氏が「(二人は)つきあっちゃえばいい」と発言、「即座に否定した、と述べるが、B 氏は、そのような発言をした記憶はないが、発言した可能性はある旨を述べている。」>

BBQ は中居氏負担 すし店の飲食代 15,235 円B 氏支払い CXに立替経費として精算

**中居氏要請により女性 A 携帯電話番号を交換

<「女性 A は、中居氏が自分の親と同年代であり、MC

としての仕事ぶりを尊敬し、信頼していたため、連絡先の交換についても不安感はなかった旨を述べている。」>

<「なお、B 氏は、両者の連絡先の交換には関与していなかった。」>

〜 P24(42)

@中居氏からB氏へのショートメール詳細は P22(40)P23(41)

本事案の事実関係 P24(42)

*中居氏からの呼び出し

**2023 年 6 月 2 日中居氏より女性 Aに夕食の誘い。女性 A は 仕事上の付き合いもあり特段違和感を持たず、その晩は空いていることを返信した。

<中居氏からは「はい。メンバーの声かけてます。また、連絡します。」との連絡があった。>

**女性 Aは 上記より今回の食事会も 以前同様複数参加と思っていた

@中居氏の虚偽 P25(43)

*中居氏は当初より 女性A以外声をかけなかった またお店についても探していなかった

**夕方中居氏より 女性Aと2人であるとの連絡 女性Aは断りの希望はあったがすでに参加の承諾をしていたこと 飲食店での食事ということで参加を追認した 

**その後 場所は先日BBQを行った 中居氏所有マンション 提案連絡あり 女性Aは2人だけ+マンションでの会食ということで 更に抵抗感が増したが 中居氏と会社上層部との日頃の付き合い 自身の立場等を考え承諾した

<なお、女性 A の当該返信は、部屋に入り食事をする限度での同意にすぎない。この点は本章第5で詳述する。>

上記及び 女性Aヒアリング詳細は P25(43)

 本事案に関する調査・認定 P26(44)

*守秘義務 プライバシーの尊重 と調査・公開

**中居氏側+女性 A側 にヒアリング・守秘義務解除 依頼した 女性 A 側は受諾 

<中居氏側は、守秘義務の範囲内の事項についてはヒアリングに応じないとし、当委員会に対して女性 A の守秘義務を解除しない旨を回答した。>

*双方の代理人弁護士と協議

<「2023 年 6 月 2 日に女性 A が中居氏のマンションの部屋に入ってから退室するまでの事実」及び「示談契約の内容」が守秘義務の対象事実であることを特定>

**上記以外についてヒアリングを行うことになった

**上記については<CX 関係者のヒアリング及び関係資料から得た証拠に基づき認定した>

*女性 A の人権及びプライバシー

<当委員会への調査委嘱事項は「本事案への当社の関わり」「本事案を認識してから現在までの当社の事後対応」であり>

<女性 A の人権及びプライバシーを尊重し、女性 A から同意が得られた範囲で調査報告書に事実を記載した。>

本事案についての当委員会の認定 P26(44)

*守秘義務により明らかでない部分がある。

*守秘義務外の調査内容

*女性 A が本事案直後から

<重篤な症状が発生して入院に至り、PTSD と診断された>

<本事案前後の女性 A と中居氏とのショートメールでのやりとり(本事案における具体性のある行為態様及び女性 A の認識が含まれる。なお、中居氏は、女性 A とのショートメールでのやりとりは削除済みと述べた)>

@上記よりショートメール確認は女性A側と思われる また また中居氏は削除済みとのことだが デジタルフォレンジック により解析は可能と思われるが 解析は行なっていない/行えない は未確認

デジタル・フォレンジック|警察庁Webサイト

*CX 関係者の調査・客観資料

<両者の守秘義務解除要請に対する態度(女性 A は当委

員会に対する全面的な守秘義務解除に同意したが、中居氏は守秘義務の解除に応じなかった)>

<女性 A と中居氏の当委員会のヒアリングにおける証言内容・証言態度>

などをもとに<日本弁護士連合会「企業不祥事における第三者委員会ガイドライン」[6]に基づき事実認定を行った。>

<その結果、当委員会は、2023 年 6 月 2 日に女性 A が中居氏のマンションの部屋に入ってから退室するまでの間に起きたこと(本事案)について、女性 A が中居氏によって性暴力による被害を受けたものと認定した。>

@以上が本事案事実認定根拠・内容になりますが 中居氏・フジテレビ対応状況は別掲

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